写真2 荒木寅三郎教授の書。昭和4(1929)年の医学部卒業生アルバムより。荒木教授は儒学の造詣が深く詩文に長じていて,京大総長時代に毎年新入学生に与える告示は,有識者の注目を集め,新聞が社説に掲げて論評するほどであった。また,よく揮毫の依頼に応じ,多くの書字を残された。